News2008【北信の山 開山祭】
《岩菅山・笠岳・秋山郷3山》
夏の山、楽しく 北信の山々で開山祭
山ノ内町の岩菅山(2、295メートル)や、同町と高山村境の笠岳(2、076メートル)、栄村と新潟県境の苗場山(2、145メートル)など北信地方の山々で1日、山開きやトレッキングが行われ、訪れた人たちは晴天の下、山頂からの景色を楽しんだ。
<山ノ内・岩菅山>
岩菅山では夏山シーズンの幕開けを告げる開山祭(山ノ内町などの実行委員会主催)があった。約180人が山ノ内町志賀高原の高天ケ原にあるサマーリフト乗り場に集合。東館山スキー場を通り、寺小屋山(2、125メートル)を経て岩菅山に向かった。
例年より残雪が多く、参加者の中には足を取られる人もいた。3時間ほどで山頂に到着。昼食後の神事でシーズン中の安全を祈願した。
夫と初めて参加した千曲市磯部のパート荒井美津子さん(54)は「最後の登りがきつかったが、天気が良くて楽しかった」と話していた。

岩菅山山頂で休憩する開山祭の参加者たち
<高山村 笠岳へトレッキング>
高山村の山田牧場から笠岳を目指す「山開きトレッキング」(信州高山温泉郷観光協会主催)には約50人が参加。ワラビなどの山菜を採ったり、残雪を踏み締めたりしながら、さわやかな風が吹き抜ける山道をたどった。
約2時間で山頂に着くと、安全祈願の神事。「北信五岳」を含む360度の眺望も楽しんだ。山頂から10分ほど下った峠の茶屋では、地元住民が作った郷土食「ひんのべ」を味わった。
埼玉県本庄市から訪れた山口桂子さん(55)は「道が歩きやすい。何よりも地元の方々のもてなしがいい」と話していた。

笠岳山頂で安全祈願をするトレッキングの参加者たち
<秋山郷の3山>
栄村の秋山郷観光協会などは、苗場山のほか、佐武流(さぶりゅう)山(2、192メートル)、鳥甲山(2、038メートル)の山開き式を同村小赤沢の苗場神社で行った。登山客ら約80人が参加し、安全を祈った。
3つの山は秋山地区の観光名所。同村の島田茂樹村長は「無事故の1年になってほしい」とあいさつ。苗場山山頂で宿泊施設を営む苗場山観光の担当者は「秋山郷を訪れる観光客にぜひ登ってもらいたい」と話していた。
同観光協会によると、苗場山では5合目付近から上部に雪が残る。ほかの2山の登山道の雪はほぼ消えたという。

苗場山などの山開きでおはらいを受ける人たち
| 固定リンク

コメント